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警備業の歴史
History of Security
日本で警備業がその存在を広く認識されるようになったのは、1964年の東京オリンピック選手村の警備の様子がテレビで放映されたのがきっかけだと言われています。その後、高度経済成長期における企業の増加と雇用の拡大を背景に急速に発展してきました。
今日、警備業者は1万社を超え、擁する警備員は約59万人超、市場規模としては3.5兆円を誇る巨大産業であるといえます。その業務内容は、施設巡回警備や交通誘導を基本として、貴重品警備、身辺警備等様々で、警備業は人々の生活のあらゆる場面で皆様を安全を守る生活安全産業として定着しています。加えて、昨今ではテロ対策としての警備業務、空港や原子力発電所などの重要な施設の警備業務には、専門的知識・能力を有する警備員が求められており、警備業務は質的にも高度化しています。
また2011年には、全国警備業協会と警察庁との間で「災害時における緊急支援活動に関する覚書」を締結し、大規模災害発生時に警備業界が迅速かつ効果的に災害支援活動を実施するための「全警協災害支援隊」を発足させ、体制の整備・強化に継続的に取り組んでいます。
時代と共に変化する国内・国際情勢の中で、人々の安全・安心への関心と需要はさらに高まってきており、我々は警備業の果たす役割がますます重要になると考えています。
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